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売却前にリフォームは必要?費用対効果を検証

2025年6月1日

「株式会社ミライエ不動産販売」でございます。

弊社のブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。

大阪府寝屋川市を中心に、不動産に関する有益な情報をお届けしていきますので、ぜひ最後までご覧ください。

 

【不動産売却】リフォームは本当に必要?費用と効果を徹底検証!

不動産売却前にリフォームは本当に必要なのか?リフォームの種類や費用相場、売却価格への影響、実際に効果が出るケースと無駄になるケースまで徹底解説。後悔しないための判断基準を紹介します。

そもそも売却前のリフォームは必要か?

不動産を売却する際、「リフォームを施せば高く売れるのではないか?」と考える方は少なくありません。確かに、見た目が綺麗で設備も新しい物件は、内覧時の印象も良く、買主にとって魅力的に映るため、売却価格を上げる可能性はあります。しかしその一方で、「せっかくお金をかけてリフォームしたのに、思ったほど価格に反映されなかった」というケースも実際にあります。こうしたことから、売却前のリフォームには慎重な判断が求められます。

リフォームが必要なケースと不要なケース

リフォームをすべきかどうかは、物件の状態や市場の状況によります。例えば、築年数が古く、内装や設備が著しく劣化している場合や、競合物件と比較して見劣りする場合、水回り(キッチン・浴室・トイレ)が古く、買い手の印象が悪くなる場合などは、リフォームによって売却価格が上昇する見込みがあります。

一方で、築年数が比較的新しく、現状でも十分に売れる状態であったり、立地が良く、リフォームしなくても買い手がつく場合、また購入者が自分でリフォームを希望する可能性が高い場合や、リフォーム費用をかけても売却価格の上昇が見込めない場合などは、リフォームを行わずにそのまま売却する方が得策です。

リフォームの費用対効果を見極める

リフォームには当然ながら費用がかかります。例えば、キッチンの交換には30万~100万円、浴室のリフォームには50万~150万円、間取りの変更には50万~200万円程度の費用がかかることがあります。しかし、これらの費用が売却価格にどれほど上乗せできるのか、という視点で「費用対効果」を冷静に見極める必要があります。不動産の査定額や地域相場を踏まえたうえで、リフォームによって価格に差が出るかどうかを判断しなければなりません。

また、リフォームには時間もかかります。着工から完了までに数週間から数ヶ月かかることもあり、その間、物件は市場に出せませんし、タイミングを逃してしまう可能性もあります。一方、現状のままで売り出せば、すぐに販売活動に入ることができ、買主との交渉にも柔軟に対応しやすくなります。

買主のニーズを考慮する

近年では、「自分の好みに合わせてリノベーションしたい」と考える買主も多く、リフォーム済みの物件を避ける傾向さえ見られることもあります。そうした層にとっては、売主が手を加えたリフォームは“余計なお世話”になりかねず、費用を上乗せした価格設定がネックとなり、売却期間が長引く原因になることもあります。

また、リフォームの内容が買主の好みに合わない場合、それが逆にマイナス評価につながることもあります。たとえば、間取りを変更したり、キッチンの色や浴室の仕様にこだわったリフォームを施した場合、それが万人にとって魅力的とは限りません。結果として、買主によっては「せっかく直してあっても、自分たちの好みではない」と感じてしまい、逆に評価が下がってしまうケースもあるのです。

まとめ

不動産売却前のリフォームは、物件の状態や市場のニーズ、売却時期などによって判断するべきものであり、「とりあえずリフォームしておけば良い」というものではありません。無駄なコストをかけずに最大限の利益を出すには、冷静な視点と、専門家のアドバイスが欠かせません。

リフォームの種類と費用相場をチェック

売却前にリフォームを検討する際、「どんなリフォームを、どれくらいの費用でできるのか?」という点は非常に重要です。やみくもに高額な工事をするのではなく、費用を抑えながらも買主に好印象を与える“効果的なリフォーム”を選ぶことが、費用対効果の面でも賢明です。ここでは、不動産売却時によく選ばれるリフォームの種類とその費用相場について解説しながら、「最低限のリフォームで印象アップを狙う」方法もご紹介します。

■ 外壁・屋根の塗装リフォーム

外壁や屋根は物件の“顔”ともいえる部分で、最初に目に入る場所です。色あせや汚れ、ひび割れが目立つ場合、外壁塗装によって見た目の印象が大きく改善します。費用の目安としては、30坪程度の戸建てであれば外壁塗装が約80万~120万円、屋根塗装が30万~50万円程度が相場です。工期は天候にもよりますが、通常は10日~2週間程度です。

売却を急いでいる場合には、全面塗装までは行わず、目立つ箇所のみの補修や部分塗装でも一定の効果が期待できます。

■ 水回り(キッチン・浴室・トイレ・洗面所)

内覧時に買主が特に注目するのが水回り設備の状態です。古くて劣化している場合、マイナス評価につながりやすいため、ある程度の手入れが必要になることがあります。以下は代表的な水回りリフォームの費用相場です:

  • キッチン交換:50万~150万円

  • 浴室交換:70万~120万円

  • トイレ交換:10万~30万円

  • 洗面台交換:10万~30万円

一部の設備だけを交換する、あるいは既存設備をクリーニングして綺麗に見せるだけでも印象は大きく変わります。特に、水垢やカビが目立つ浴室やトイレは、徹底した清掃だけでも印象が良くなることがあるため、必ずしも高額なリフォームをする必要はありません。

■ 内装(クロス・床材・建具)

室内の壁紙(クロス)や床材は、部屋の清潔感や明るさを左右する大事な要素です。特に喫煙歴がある家やペットの臭いが残る室内では、壁紙の張替えが効果的です。費用相場としては、

  • クロス張替え:1㎡あたり約1,000~1,500円(6帖の部屋で4万~6万円程度)

  • フローリング張替え:6帖で10万~20万円程度

  • 畳の表替え:1帖あたり5,000~8,000円

リビングや玄関など、買主が最初に見る空間を中心に内装を整えることで、第一印象の向上につながります。すべての部屋を一新するのではなく、部分的な施工でコストを抑える工夫がポイントです。

■ 設備交換・簡易修繕でコストを抑える

高額なリフォームを避けたい場合、比較的安価で実施できる設備交換や簡易修繕も効果的です。たとえば、照明器具をLEDに交換するだけでも部屋が明るくなり、買主に好印象を与えることができます。ほかにも以下のような工夫が有効です:

  • ドアノブや水栓の交換(数千円〜数万円)

  • 目立つ部分のコーキング補修

  • 玄関周りの清掃と植栽の手入れ

  • 網戸の張替えや鍵の調整

このような“プチリフォーム”であれば、全体で数万円以内に抑えられることが多く、投資額に対して高い費用対効果が期待できます。

■ コストをかけすぎないリフォームの考え方

売却前のリフォームにおいて最も重要なのは、「いくらかけて、いくら戻るか」を冷静に見極めることです。100万円以上をかけた大規模なリフォームでも、売却価格にそれ以上の上乗せができなければ、結果的に損をする可能性もあります。一方で、10万円程度の軽微な工事で買主の印象が劇的に良くなり、早期売却に結びつくこともあります。

そのため、まずは物件の現状と周辺相場を見たうえで、「何をすれば効果があるのか」「何を省いても問題ないのか」を見極めることが大切です。

費用対効果を見極める!リフォームの判断ポイント

売却前にリフォームを行うかどうかは、不動産売却における重要な判断ポイントの一つです。せっかく費用をかけて手を入れても、売却価格に反映されなければ意味がありません。一方で、適切なリフォームによって物件の印象が良くなり、早期売却や高値成約につながることもあります。ここでは、費用対効果を見極めるための基準や、リフォームが有効な物件の特徴、さらには「買取」や「現状渡し」といった別の選択肢との比較も交えて、売主にとっての最適解を探っていきます。

■ リフォームが売却価格に与える影響

まず、リフォームによって売却価格がどれだけ上がるのか、という点について考えてみましょう。結論から言えば、「リフォーム費用のすべてが売却価格に上乗せされることは少ない」というのが一般的です。たとえば、100万円をかけてキッチンを新しくしても、その分査定価格が100万円上がるとは限りません。相場よりも極端に高い価格で売り出した場合、内覧者が現れなかったり、値下げ交渉を受けることになる可能性もあります。

しかし、価格以上に「買主の印象」への影響は大きく、築年数が古い物件でも、内装が整っていたり水回りが清潔であったりすると、売却のスピードが格段に早まるケースがあります。つまり、リフォームによる効果は「価格向上」だけでなく、「売却期間の短縮」や「交渉の優位性」といった形で現れることも多いのです。

■ リフォームを行った方が良い物件の特徴

では、どのような物件にリフォームが有効なのでしょうか。主な判断材料は以下の3つです。

  1. 築年数と劣化の度合い
     築20年以上の物件で、内装や設備の老朽化が明らかに見られる場合は、最低限の補修やクリーニングを行うことで印象が大きく改善します。逆に、築10年未満であれば、設備更新などの大規模リフォームは不要で、清掃や補修で十分対応できます。

  2. 周辺相場との比較
     近隣に同じような物件が多数あるエリアでは、買主は複数の物件を比較検討します。そのため、内装や設備に差が出ると、印象に大きな差が生まれやすくなります。競合物件に見劣りしないよう、必要最低限の手直しをしておくことが重要です。

  3. 想定する売却ターゲット
     たとえばファミリー層向けの物件であれば、キッチンや浴室などの水回りの状態が特に重視されます。一方、土地としての利用が想定される古家付き物件であれば、現状のままで売却し、買主が解体・新築する前提で話を進めたほうが良い場合もあります。

■ 「買取」「現状渡し」との比較

リフォームをして一般向けに販売するだけが売却の方法ではありません。費用や時間、労力をかけずに早く売却したい場合には、「買取」や「現状渡し」といった選択肢も視野に入れるべきです。

  • 買取:不動産会社が物件をそのまま買い取る方法で、リフォームの必要は一切なく、短期間で現金化できます。価格は相場より低めになることが多いですが、確実に売却できる安心感があります。

  • 現状渡し:リフォームを行わず、現況のままで買主に引き渡す方法です。内覧者に現状をしっかり説明する必要はありますが、買主がリノベーションを前提としている場合には問題になりません。余計な出費を抑えつつ、価格交渉に柔軟に対応しやすいメリットがあります。

こうした選択肢を含め、「売却価格」「売却スピード」「手間の少なさ」のバランスを取りながら、自分にとって最適な方法を選ぶことが重要です。


売却前のリフォームは、必ずしも“やるべきこと”ではありません。むしろ、物件の状態や周辺環境、売却の目的によって、取るべき戦略は大きく変わります。ミライエ不動産販売では、現地調査をもとに、リフォームの必要性や最適な売却方法をご提案しております。「リフォームするか迷っている」「できるだけ早く売却したい」とお考えの方は、ぜひ一度ご相談ください。

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